【第1部】食育って、いまどうなってる?|日本・三重県・鈴鹿市の現状をやさしく整理

【第1部】食育って、いまどうなってる?|日本・三重県・鈴鹿市の現状
🍚 すずこれ|食育シリーズ・第1部

食育って、いまどうなってる?

― 日本・三重県・鈴鹿市の現状を整理してみました ―

📌この記事の3つのポイント
  • 食育は「子どもだけの話」ではなく、今は大人世代も課題になっている
  • 三重県では、子どもの食習慣や学校給食をめぐる数値に変化が出ている
  • 鈴鹿で暮らして感じる“実感”と、データの内容は重なる部分が多い

はじめに

「最近、朝ごはんを食べる時間がない」
「忙しくて、つい簡単なもので済ませてしまう」

子育てや仕事に追われる日々の中で、こんな声を聞いたり、自分自身が感じたりすることはありませんか。

実は今、国や県でも“食育”をあらためて見直す動きが進んでいます。

今回は、これから三重県で進められようとしている食育計画をきっかけに、まずは「食育のいま」を日本・三重県・鈴鹿市の視点から整理してみたいと思います。

日本全体で見た「食育」の現状

食育は、2005年に「食育基本法」ができてから、学校や家庭、地域で取り組まれてきました。

ただ、近年は次のような新しい課題が目立つようになっています。

  • 朝食欠食
  • 栄養バランスの乱れ
  • 一人で食べる「孤食」「個食」
  • 食品ロスの問題

特に問題視されているのが、20〜30代の若い世代の食習慣です。知識はあっても、忙しさや生活環境の変化で「実践する余裕がない」という状況が広がっています。

三重県の現状|データから見えること

三重県では、これまで「第4次食育推進計画」に基づいて、さまざまな取り組みが行われてきました。その結果を振り返ると、いくつか気になる傾向が見えてきます。

子どもの食習慣

  • 朝食を毎日食べている小中学生の割合が、以前より低下
  • バランスの取れた食事をしている人の割合も減少傾向

学校給食と地産地消

  • 学校給食での地場産物の使用割合が年々下がっている

生活背景の変化

  • 共働き世帯の増加
  • 家族構成の多様化
  • 忙しさによる「食の簡略化」

これらが重なり、「食を大切にしたい気持ちはあっても、続けるのが難しい」という現実が浮かび上がってきます。

▶ 松山かなの感想:

データを見ると、「ちゃんとやれていない」というより、「がんばりたくても余裕がない」人が増えているように感じました。

※参考:三重県「第5次三重県食育推進計画(中間案)」に掲載の第4次計画の成果と課題等。

鈴鹿で暮らして感じる“食”のリアル

すずこれで取材をしたり、日々の暮らしの中で感じるのは、鈴鹿にもおいしい食材や、想いのある生産者さんがたくさんいることです。

一方で、こんな声もよく聞きます。

  • 時間がなくて選べない
  • 子どもが好きなものに偏ってしまう
  • 価格や手間を考えると続かない

これは「意識の低さ」ではなく、暮らし方そのものが変わってきている結果なのだと思います。

▶ 松山かなの感想:

「ちゃんと食べること」を個人の努力だけに任せるのは、少し苦しい時代になってきていると感じます。

第1部のまとめ

食育というと、「子どもに教えるもの」というイメージが強いかもしれません。

でも今は、大人世代の食働き方と食の関係、そして地域や社会全体での支え方まで含めて考える段階に来ています。

松山かな(看護師/すずこれ編集長)
※本記事は、県の計画資料の内容を参考に、生活者目線で整理したものです。

参考資料:第5次三重県食育推進計画(中間案)

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