なぜ鈴鹿は世界一走りがいのあるサーキットなの?|8の字コースに込められた思想【すずこれ】

なぜ鈴鹿は“世界一走りがいのあるサーキット”と言われるの?

― 8の字コースに込められた、やさしい思想 ―

(文:松山かな/看護師・すずこれ編集長)


📌この記事の3つのポイント

  • 鈴鹿サーキットの「8の字」には、ちゃんと理由がある
  • 難しいのに、なぜ多くの人に愛され続けているのか
  • その奥には、子育てにも通じる“やさしい考え方”があった

はじめに

鈴鹿サーキットについて話すと、
よく聞く言葉があります。

「難しいコースだよね」
「走りがいがあるらしいね」

でもそれは、
ただ“上級者向け”という意味ではありません。

実はその「難しさ」には、
ちゃんとした理由と、やさしい思想が込められていました。


世界でもめずらしい「8の字コース」

鈴鹿サーキットを上から見ると、
コースが立体交差する「8の字」になっています。

この形は、見た目のインパクトだけでなく、
設計思想そのものを表しています。

左右どちらのコーナーも均等に走ることで、
マシンにも、タイヤにも、ドライバーにも、
偏りが出にくい。

つまり、
ごまかしがきかない、フェアなコース

得意・不得意を隠すより、
本当の力が問われる場所でした。


「難しい=危険」ではなかった

鈴鹿サーキットは、確かに簡単ではありません。
集中力が必要で、判断も早く求められます。

でもそれは、
無理をさせるためではありません。

・考えれば対応できる
・準備すれば越えられる
・成長すれば、見える景色が変わる

段階的な成長を前提にした“難しさ”

だから世界のトップドライバーたちは、
「怖い」ではなく
「面白い」「挑戦したい」と感じるのです。


改修されても、芯は変わらない

時代とともに、
マシンの性能はどんどん上がってきました。

それに合わせて、
鈴鹿サーキットも何度も改修されています。

・ランオフエリアを広げる
・コーナーの形を見直す
・安全性を高める

守るべき“芯”がはっきりしていた

挑戦する楽しさと、
安全への配慮。
その両立が、ずっと大切にされてきました。


▶ 松山かなの感想:

子育てでも、
「簡単にできること」ばかり与えると、
子どもはすぐに飽きてしまいます。

でも、
少し難しいけれど、
考えればできそうなことには、
驚くほど集中します。

鈴鹿サーキットのコース設計は、
そんな子どもの姿と、どこか重なりました。

「できた!」の達成感を、
ちゃんと味わえるように考えられている。

それが、やさしさなのだと思います。


「走りがいがある」は、ほめ言葉

鈴鹿サーキットが
「世界一走りがいのあるサーキット」
と言われるのは、

・簡単だからでも
・派手だからでもなく

向き合った分だけ、返してくれる場所

だからではないでしょうか。

挑戦する人を、
ちゃんと育てようとする姿勢。

それが、
世界中の人に伝わっているのだと思います。


まとめ

鈴鹿サーキットの8の字コースは、
ただ珍しい形をしているわけではありません。

✔ フェアで
✔ 無理をさせず
✔ 成長を信じる

そんな思想が、
コースそのものに込められていました。

難しいけれど、やさしい。
厳しいけれど、あたたかい。

鈴鹿サーキットが
長く愛され続けている理由は、
そこにあるのだと思います。


▶ 次回・第三部予告

次回は、
「鈴鹿サーキットは、子どもを育てる場所でもある」をテーマに、

・遊園地
・安全運転教室
・キッズバイクや体験プログラム

など、
今の私たちの暮らしと、どうつながっているのか
子育て世代の目線でお話しします。

松山かな
(看護師/すずこれ編集長)

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