鈴鹿市議会・12月定例会レポート

鈴鹿市議会・12月定例会

くらしに関わる条例改正をぎゅっと整理しました(2025)

鈴鹿市議会に提出された「条例関係議案(70号〜79号)」の内容から、 子育て・学校・医療・防災など、私たちの生活に関わる部分を中心にまとめました。 専門用語が多い内容を、すずこれ視点でやさしく解説しています。

🔶 1. 子育て・保育に関する改正

🍼 こども誰でも通園制度がいよいよ本格スタートへ(議案70・71)

国の新制度「乳児等通園支援事業(こども誰でも通園制度)」が、 2025年4月から制度化、2026年4月から給付化されます。

鈴鹿市では、事業所の設備・運営の基準や、 市が確認する事業者の基準を定める条例を新しく制定します。

ポイント

  • 生後6か月〜満3歳未満の未就園児が対象
  • 就労要件なしで“時間単位”の柔軟な利用が可能
  • 市としての受け入れ・運営基準づくりが進行中

🏫 幼稚園・こども園の「禁止行為」をより明確に(議案76)

全国的な基準見直しを受け、職員が行ってはならない行為(虐待行為など)が より具体的に追加されます。

子どもの安心・安全を守るルールの強化が目的です。

👶 家庭的保育のルールをアップデート(議案77)

家庭的保育(いわゆる小規模な保育)の運営基準に変更があります。

変更点の例:

  • 管理栄養士配置で食事提供が可能に
  • 健康診断について、一定条件で“代替可能”に
  • 地域限定保育士も配置できるように

人材確保や運営のしやすさにつながる内容です。

🎒 放課後児童クラブ(学童)職員の資格要件を拡大(議案78)

こちらも全国改正に合わせ、 地域限定保育士が職員として認められるようになります。

学童の人材不足対策にもつながる改正です。

🔶 2. 学校・公共施設に関する改正

❄️ 小中学校体育館の冷暖房設置完了に伴う“使用料制”へ(議案74)

2024年度末で、市内すべての小中学校の体育館に冷暖房が整います。

これまでは「電気代など実費負担」でしたが、 今後は 使用料徴収方式へ変更 されます。

地域の自主活動やクラブ等で体育館を使う団体に関係するルールです。

🔶 3. 行政組織・職員制度に関する改正

🏗️ 技術監理部を新設し、公共工事の体制を強化(議案72)

老朽化する公共建築物やインフラの管理強化のため、 市役所に新しく 「技術監理部」 ができます。

  • 公共施設政策課を新部に移管
  • 技術統括監は廃止
  • 公共工事やインフラ管理のガバナンス強化が目的

💼 市職員の給与・手当の改定(議案73)

国の人事院勧告に合わせて、鈴鹿市も 期末手当・勤勉手当の引き上げ を行います。

さらに、

  • 給料表の引き上げ
  • 任期付職員・会計年度任用職員にも範囲内で改善

など幅広い職員区分が対象です。

人材確保のための全国的な流れに準拠した内容です。

🔶 4. 医療・福祉関連の改正

🩺 福祉医療費(子ども・障がい・ひとり親など)の資格確認がオンライン化(議案75)

国が進めるオンライン資格確認に合わせて、 受給資格証の提示が 不要 となる場面が増えます。

  • マイナンバーカード提示で資格確認ができる場合 → 受給資格証を見せなくてOK

医療機関の事務作業も軽減され、利用者側の手間も減る改正です。

🔶 5. 消防・防災の改正

🔥 火災予防条例の改正(議案79)

最近の災害や全国的課題を踏まえた改正が行われます。

主なポイント:

  • 簡易サウナ設備の基準を新設
  • 林野火災の注意報・警報の規定追加
  • 感震ブレーカーを普及促進設備として追加
  • “たき火”が届出対象に明確化へ

自然災害や火災のリスクが高まる中で、 安全対策の強化を目的とした内容です。

🧭 まとめ

今回の12月議会では、 子育て・教育・公共施設・医療・防災といった、 市民生活に直接かかわる分野の見直しが多く見られました。

特に、 こども誰でも通園制度学校体育館の使用料制度福祉医療費のオンライン化 などは、来年度以降の暮らしに影響が出やすいポイントです。

すずこれでは、今後も市の施策や議会情報を、 できるだけわかりやすくお届けしていきます。

※本記事は、鈴鹿市議会に提出された資料をもとに、すずこれ編集部が要約・整理したものです。

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