90分くつろげる店でありたい|HYGGELIG(ヒュゲリ)特集【第3部/全3部】鈴鹿の居場所づくりの未来

すずこれ取材|HYGGELIG(ヒュゲリ)

90分くつろげる店でありたい。

回転率よりも、居心地を。“まちの居場所”として続けていくための、これからのビジョンを伺いました。

📌この記事の3つのポイント

  • 「90分、ランチ時間をゆっくりくつろいでほしい」という空間哲学
  • 女性を中心に据えた理由
  • 鈴鹿で続けるという意味と、これからの展望

回転率は、追わない

「90分、ランチ時間をゆっくりとくつろいで欲しいんです」

三重平安閣の三輪 秀樹さんは、そう話します。

カフェ経営でよく耳にする“回転率”。
けれどHYGGELIG(ヒュゲリ)は、そこを強く追いかけてはいません。

モーニングからランチへ。
そのまま、もう少しだけ。

  • 子どもを送り出したあと
  • 仕事の合間
  • 誰かとの待ち合わせ

慌ただしい日常の中で、
少し深呼吸ができる場所でありたい。

HYGGELIG(ヒュゲリ)の語源
「HYGGE(ヒュッゲ)」が意味するのは、

  • 居心地のよさ
  • 心がほどける時間

その言葉通りの空間を目指しているのだと感じました。

なぜ“女性”なのか

「世の中を動かすのは、女性だと思っています」

三輪さんは、そう率直に話します。

  • 写真を撮る
  • SNSで発信する
  • 家族や友人に伝える

そして何より、
暮らしの中の選択を担っているのも、多くは女性。

だからこそ、
子育て世代の女性に気軽に来てもらえる場所にしたい。

  • 短時間の利用も歓迎
  • ドリンクだけでも歓迎

利用の仕方を限定しないのは、
“居心地”を大切にしているから。

私自身、看護師として、そして母として、
日常の中でほんの少しの余白がどれだけ救いになるかを知っています。

90分という時間は、思っている以上に、大きな意味を持つのかもしれません。

イベントという“入り口”

和膳イベントや健康企画を始めたきっかけは、
「入りにくい店なのかな?」
という、シニア世代の声でした。

だからこそ、
専門家とのコラボやテーマ型イベントを企画する。

  • 薬剤師さんとの健康企画
  • 和食をテーマにしたランチ会

“食×専門家”という形にこだわるのは、
自分たちだけでは届けられない価値を、
地域のエキスパートと一緒に広げたいという思いから。

それは、会社理念にもつながっています。

mission
【社会に人と人とのつながりを作る】

HYGGELIG(ヒュゲリ)は、
その接点を担う場所なのだと感じました。

続けるために、変わる

クロワッサンサンドを
一時的に休止したこともあるそうです。

「やってみて、見直す」

その柔軟さが印象的でした。

これからは、

  • 塩麹を使ったランチ構想
  • アフタヌーンティーの展開

も検討しているとのこと。

変わらないのは、
“居心地”という軸。

変わるのは、
その届け方。

企業としての歴史を持ちながら、
今の時代の空気に合わせて形を変えていく。
その姿勢は、とても誠実に感じました。

鈴鹿で続けるということ

鈴鹿は、三重平安閣にとって
特別なまち。

創業者ゆかりの地でもあり、
三重平安閣の会員も多い地域です。

だからこそ、
人生の節目だけでなく、
日常の中でも関わっていきたい。

「この店の雰囲気や価値を、誰かに話したくなる場所にしたい」

三輪さんのその言葉に、
HYGGELIG(ヒュゲリ)の未来が
凝縮されているように思いました。

結婚式場から始まった場所が、
日常の90分を支える場所へ。

それは業態転換ではなく、
“つながり”の形を広げていく挑戦なのだと感じています。

HYGGELIG(ヒュゲリ)特集|連続記事

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松山かな
(看護師/すずこれ編集長)
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