「知らない番号に出ない」だけでは守れない?|今の詐欺電話の仕組み【第2部】

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「知らない番号に出ない」だけでは守れない?|今の詐欺電話の仕組み【第2部】

第1部では、詐欺電話の入口として携帯電話国際電話番号が増えていることを整理しました。 ただ、最近の詐欺は電話だけで完結しないことも多く、 SMS・ネット・通話を組み合わせた流れで被害につながるケースもあります。 第2部では、その仕組みを少しだけ見ていきます。

📌この記事の3つのポイント

最近の詐欺はSMSやネットと電話を組み合わせる
「不安をあおるストーリー」で冷静さを奪う
守るためには仕組みでつながりにくくする視点が大切

詐欺は「電話だけ」で終わらないことがある

最近の詐欺の特徴は、入口が電話でも、その先の流れが複雑になっていることです。

たとえば最初に来るのは、 SMSやメールだったりします。

「未払い料金があります」 「アカウントに問題があります」 といったメッセージで不安をあおり、 そこから電話をかけさせたり、 別の番号へ誘導したりします。

よくある流れ
  • SMSやメッセージが届く
  • 記載された番号へ電話させる
  • 警察・金融機関などを名乗る
  • ATM操作や振込を指示される

人をだますのは「仕組み」より「心理」

詐欺の手口は変わっても、 基本にあるのは人の心理です。

突然「あなたの口座が不正利用されています」 「警察の捜査対象になっています」 と言われると、 誰でも不安になります。

詐欺は「情報の多さ」ではなく 焦りと不安を作ることで成功します。

だからこそ、 冷静な判断が難しい状況を作ること自体が 詐欺の重要な部分とも言えます。

「見分ける」より「つながらない」

今の防犯では、 見分ける力より 最初からつながりにくくする仕組みが重視され始めています。

たとえば、 知らない番号に出ないことや、 国際電話の着信を減らす設定などです。

これは、 「自分がだまされないように頑張る」 というよりも、 最初の接触を減らすという考え方です。

家族でできる第一歩
  • 知らない番号にはすぐ出ない
  • 折り返し電話は慎重に
  • 不安をあおる電話は一度切る
  • 家族や公的機関に確認する

地域の中で止まることもある

実際には、 郵便局や金融機関の声かけで 被害が防がれた事例もあります。

地域の中で 「何かおかしい」と気づく人がいることは とても大きな防波堤になります。

防犯は一人で頑張るものではなく 地域と仕組みの両方で支えるものなのかもしれません。

第3部では「具体的な対策」を整理します

ここまで見てきたように、 最近の詐欺は 電話・SMS・ネットを組み合わせて 接触してきます。

では、 家族として具体的に何をすると 安心につながるのでしょうか。

第3部では、 警察庁が推奨する詐欺対策アプリや スマホの設定など、 実際にできる対策を整理します。

※本記事は警察庁公開資料などを参考に構成しています。

すずこれ編集部
この記事を書いた人
松山かな
看護師/すずこれ編集長

三重県鈴鹿市在住。
看護師として働くかたわら、地域メディア「すずこれ」を運営。
鈴鹿の暮らし・子育て・医療・まちづくりを生活者目線で発信しています。

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