【第3部|鈴colour特集】色で鈴鹿を伝える|ご当地インクが育てる地域文化のこれから

すずこれ取材|鈴colour

色でまちを伝えるという、新しい地域文化

消えていくはずのインクが、紙の上に残る。
“書く”という行為の中で、鈴鹿を思い出すという静かな広がりを見つめます。

📌この記事の3つのポイント

  • “書く”という行為が持つ、静かな力
  • 若い世代が地域を発信する意味
  • 鈴鹿の未来につながる、小さな文化の芽

消耗品の中に、残るものがある

インクは、消耗品です。

使えば減っていき、やがてなくなります。
けれど、紙に書いた文字は残ります。

誰かへの手紙。
ノートの端に書いたひとこと。
大切な予定を書き込んだ手帳。

そこに鈴鹿をイメージした色が使われていたら——
その瞬間、少しだけ、このまちの景色が重なるかもしれません。

日常の中に入り込む、地域のかたち

観光地として有名になることも大切。
イベントでにぎわうことも、もちろん素敵です。

でも、日常の中にそっと入り込む地域のかたちも、あっていい。

鈴colourは、そんな存在だと感じました。

観光ポスターではなく、SNSのキャンペーンでもなく、 日々の「書く」という時間の中で広がっていく鈴鹿。

静かだけれど、確かな方法です。

若い世代のまなざしが、未来をつくる

若い世代が、自分の「好き」から出発して、
まちの魅力を見つめ直す。

それは、地域にとってとても大きなことです。

「鈴鹿をPRしたい」という言葉の奥には、
きっと「鈴鹿が好き」という気持ちがあります。

その気持ちが、色というかたちで表現され、
誰かの机の上に届いている。

派手ではなくても、
確かに未来へつながる種のように感じました。

10年後の鈴鹿に、残っていてほしいもの

これから先、他の市町の色が生まれるかもしれません。
新しいテーマのインクが誕生するかもしれません。

でも、その原点はきっと変わらないはずです。

“好き”から始まる地域発信。

大きな声でなくてもいい。
派手でなくてもいい。

コツコツと、ていねいに続いていくこと。

それが、10年後の鈴鹿の風景を、少しずつつくっていくのだと思います。

もし機会があれば、一度その色で何かを書いてみてください。

インクが乾くまでの、ほんの数秒。
その時間が、まちとつながる小さなきっかけになるかもしれません。

松山かな
(看護師/すずこれ編集長)
鈴鹿のお役立ち情報

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