【令和8年度】鈴鹿市予算案|子ども・医療分野はいくら?通園制度1.2億円の中身(第2部)

令和8年度 鈴鹿市予算を読み解く|第2部

子ども・医療分野はいくら?
数字で見る“暮らし直結”予算

―― 子育て・健康に関わる新規/拡充事業を、金額と一緒に整理します ――

📌この記事の3つのポイント

・子ども・教育分野に計上された具体的な金額
・医療・健康分野の新規・拡充事業の規模感
・数字から見える「優先順位」

はじめに

第1部では、令和8年度の鈴鹿市予算全体の規模を整理しました。

第2部では、その中でも
暮らしに直結する「子ども・教育」「医療・健康」分野を、
具体的な金額とともに見ていきます。

「力を入れる」と言われると安心しますが、
実際にどのくらいの規模なのか。
数字で確認していきます。

🟣 子ども・教育分野

1「鈴鹿市こども計画」の策定

・こども政策推進事業費
597万6千円(新規)

今後の子ども政策の方向性を定める計画づくりの予算です。

直接的な給付ではありませんが、
今後の支援制度の“土台づくり”にあたります。

2こども誰でも通園制度

・乳児等のための支援給付事業費
1億2,844万8千円(拡充)

今回の子ども分野で最も大きい金額です。

多様な働き方に対応する通園支援制度。
金額規模からも、市が一定の力を入れていることが分かります。

3祝日保育への補助

・私立保育所等休日保育補助
148万8千円(拡充)

祝日のみの保育への補助。
金額は大きくありませんが、働く家庭にとっては意味のある支援です。

4子育て世帯訪問支援

・児童虐待・DV対策等総合支援事業費
423万2千円(拡充)

家事や子育てに不安や負担を抱える家庭への訪問支援。

金額規模は中規模ですが、
早期支援という意味では重要な施策です。

5義務教育学校の基本構想

・義務教育学校施設整備事業費
2,557万5千円(新規)

天栄中学校区の小中学校再編に向けた基本構想・計画策定費。

これは“準備段階”の予算であり、
今後は施設整備でさらに大きな金額が動く可能性があります。

🟢 医療・健康分野

1終活登録窓口

・高齢者終活支援事業費
17万3千円(新規)

今回の予算の中では非常に小規模ですが、
制度としては新しい取り組みです。

2補聴器購入費助成(認知症対策)

・認知症施策推進事業費
220万円(拡充)

50歳以上の軽度〜中等度難聴者への補助。

予算規模は大きくありませんが、
予防的な医療支援として位置づけられています。

3若年がん患者の在宅療養支援

・若年がん患者在宅療養支援事業費
172万8千円(新規)

40歳未満の末期がん患者への支援。

対象者は限られますが、
生活支援という意味で重要な制度です。

4分娩施設の維持支援

・分娩取扱施設運営支援補助
566万7千円(新規)

分娩を扱う病院や助産所への補助。

出産環境の維持は、
子育て政策の基盤とも言える分野です。

5幼児インフルエンザワクチン助成

・任意予防接種費(幼児)
1,060万円(新規)

1歳以上の未就学児への接種費用の一部助成。

医療分野の中では比較的大きな金額です。

数字から見えること

子ども・医療分野を合計すると、
1億円を超える制度もあれば、
数十万円規模の新規事業もあります。

つまり、
・制度の“方向づけ”の予算
・実際に動く“給付系”の予算
・将来の大型事業につながる“準備費”
が混在しているのが今回の特徴です。

おわりに

予算を見るとき大切なのは、

「ある/ない」ではなく、
“どのくらいの規模なのか”を知ること。

子育てや医療は、
まちの根幹に関わる分野です。

次回第3部では、
防災やインフラなど、
さらに大きな金額が動いている分野を見ていきます。

松山かな
(看護師/すずこれ編集長)
シリーズまとめ|令和8年度 鈴鹿市予算

4本まとめて読む(第1部〜第4部)

「予算って結局なにが変わるの?」を、暮らし目線で数字と一緒に整理しています。気になる回からどうぞ。

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