第6部|映画『ハッピー☆エンド』が鈴鹿にひらくもの|三重・鈴鹿上映会 編集後記

連載最終回|映画『ハッピー☆エンド』三重・鈴鹿上映会

第6部|編集後記

── この映画が、鈴鹿のまちにひらくもの

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

映画『ハッピー☆エンド』は、
「死」を扱った作品でありながら、
不思議と、観た人の心を前向きにしてくれる映画です。

描かれているのは、
群馬県で在宅緩和ケアに取り組む医師、萬田緑平先生と、
最期まで自分らしく生きようとする患者さん、
そして、そのそばで時間をともにする家族の姿。

ジョークが好きで、
患者さん本人の気持ちを何より大切にする「患者ファースト」の医療。

家族旅行に出かけること。
愛するペットと一緒に過ごすこと。
ガーデニングやゴルフ、お酒を楽しむこと。

本作で描かれているのは、
「治療の記録」ではなく、
生ききる人の、日常の輝きです。

がんを抱えながら亡くなった 樹木希林 さんの言葉が、
最期まで明るく生き続けるためのヒントを、
私たちにそっと手渡してくれます。

監督は オオタヴィン。
ナレーションは 佐藤浩市 さんと 室井滋 さん。
エンディングテーマには、ウルフルズの名曲が流れます。

「希望あふれる地域医療」を描いた、
笑いと涙が同居する、あたたかなドキュメンタリー。

中学生・高校生など、
これからの人生を生きていく若い世代にも、
ぜひ観てほしい映画だと感じています。

スクリーンの外へ、ひらかれていく時間

そしてこの映画は、
スクリーンの中だけで完結するものではありません。

観終わったあと、
誰かと話したくなる。
家族の顔が浮かぶ。
「私は、どう生きたいんだろう」と、
静かに自分に問い返したくなる。

そんな時間が、
三重・鈴鹿という場所で、
“場”としてひらかれようとしています。

🎬 上映会のご案内|映画『ハッピー☆エンド』三重・鈴鹿上映会

  • 開催日:2026年3月21日(土)・22日(日)
  • 上映時間:10:00〜/17:30〜(各日2回)
  • 会場:ハヤシユナイテッド文化ホール鈴鹿 2F 多目的ドーム
  • 料金:映画 1,000円(事前)/1,500円(当日)※高校生以下無料
  • 事前申込: こちらのフォームから

おわりに

この上映会は、
「答えを持ち帰るための場所」ではありません。

それぞれが、
自分の人生を、
少しだけ大切に感じ直すための時間です。

重たい覚悟はいりません。
少し気になる、その気持ちのままで。

三重・鈴鹿で、
この映画と出会ってもらえたら嬉しいです。

松山かな(看護師/地域メディア「すずこれ」編集長)
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