家計応援金5,000円とプレミアム商品券とは?|鈴鹿市物価高騰対策をやさしく解説【第2部】

連載|令和7年度 鈴鹿市一般会計補正予算(第5号)【第2部】

家計応援金とプレミアム付商品券

―― わたしたちの暮らしに、どう届くのか ――

📌この記事の3つのポイント

  • 鈴鹿市が行う「家計応援金」は、誰に・いつ・いくら届くのか
  • プレミアム付商品券は、どれくらいお得で、何を目的にしているのか
  • 現金給付と商品券、それぞれに込められた意味

「支援がある」と聞いても、実感しにくい理由

補正予算の話の中で、いちばん多くの方に関係するのが、家計応援金プレミアム付商品券です。

ただ、「給付があります」「商品券を出します」と言われても、

・自分は対象なのか
・いつもらえるのか
・生活の中で、どんな意味があるのか

そこが分からないと、なかなか実感は湧きません。

第2部では、この2つの支援について、できるだけ生活の目線で整理してみたいと思います。

家計応援金|「今しんどい」に、早く届く支援

今回の補正予算では、鈴鹿市民全員を対象に、1人あたり5,000円の家計応援金が支給されます。

さらに、住民税非課税世帯や、住民税均等割のみ課税されている世帯には、1世帯あたり2,000円の加算があります。

給付の開始は、4月中旬ごろから順次予定されています。

この支援の特徴は、「金額の多さ」よりも、スピードと広さにあります。

なぜ「全市民」なのか

支援というと、「困っている人だけに」というイメージを持つ方もいるかもしれません。

けれど、今回の物価高騰は、所得や世代を問わず、ほぼすべての家庭に影響しています。

・食費がじわじわ増えている
・光熱費の請求額に驚くことが増えた
・子どもの成長とともに、出費が減らない

こうした負担は、線引きがとても難しいものです。

だからこそ今回は、「まずは全体に広く行き渡らせる」という考え方が取られたのだと感じます。

▶ 松山かなの感想:
看護師として現場にいると、「少しの余裕」が体調や判断に大きく影響することを感じます。
5,000円は、魔法のように暮らしを変える金額ではありません。
でも、食料品を少し多めに買えたり、光熱費の支払いに充てられたりすることで、
「今月、何とか乗り切れる」という安心につながることもあります。

プレミアム付商品券|家計と地域を同時に支える仕組み

もう一つの柱が、プレミアム付商品券です。

今回は、5,000円で購入すると、7,000円分使える商品券が発行されます。

プレミアム率は40%。利用できるのは、市内のお店です。

商品券は紙で発行され、市民のみが購入できます。

利用開始は、7月ごろからが予定されています。

なぜ「商品券」なのか

現金給付があるなら、それだけでいいのでは?そう感じる方もいるかもしれません。

商品券には、現金とは違う役割があります。

それは、使われたお金が、地域の中を回ることです。

スーパー、飲食店、個人商店。市内で使われた分だけ、地域のお店の売上や雇用につながっていきます。

家計を支えながら、地域経済も支える。その両方を意識した仕組みが、商品券だと言えます。

▶ 松山かなの感想:
子育てをしていると、「どこで使うか」も、実は大事な選択だと感じます。
顔の見えるお店、地域で続いてほしいお店で使える仕組みは、暮らしの安心にもつながります。
商品券は、単なる割引ではなく、「地域との関係をつなぎ直す道具」でもあるように思いました。

現金と商品券、どちらが正解?

正直に言えば、どちらか一方が正解という話ではありません。

・今すぐ必要なのは、現金
・少し先を見て、地域を支えるのが商品券

役割が違うからこそ、今回の補正予算では、両方が組み合わされています。

まとめ:支援は「どう使うか」で意味が変わる

家計応援金も、プレミアム付商品券も、使い方はそれぞれの家庭に委ねられています。

だからこそ、「何に使うか」「どこで使うか」を考えること自体が、暮らしを見つめ直すきっかけにもなります。

次回は、第3部として、福祉や農業など、現場を支える事業者向け支援について整理します。

松山かな(看護師/すずこれ編集長)
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