【第3部】「ひとりじゃない」と思える場所を地域に|きしだこども園の地域支援

【第3部】「ひとりじゃない」と思える場所を、地域に。— きしだこども園の地域支援

📌この記事の3つのポイント
  • 一時保育は「急な用事」だけでなく、リフレッシュや困りごとにも寄り添う
  • 未就園児親子の「ひよこクラブ」は週3回。園を知り、つながるきっかけに
  • 保護者の“ほっと一息”を大切にするネイルケアなど、孤立しない子育てを応援

はじめに

子育ては、うれしいことがたくさんある一方で、ふっと孤独を感じる瞬間もあります。

「頼っていいのかな」「迷惑じゃないかな」——そう思ってしまい、しんどさを抱え込む方も少なくありません。

きしだこども園が大切にしているのは、園が“預け先”で終わらず、地域の子育て家庭を支える「土台」であり続けること。

第3部では、一時保育や未就園児親子の居場所づくりなど、園の地域支援の取り組みと、その背景にある想いをご紹介します。

1. 「急なとき、頼れる場所」を用意する一時保育

きしだこども園では、急な用事ができたときはもちろん、リフレッシュしたいとき、育児に少し疲れたときにも安心して預けられるよう、一時保育を整えています。

一時保育は「特別な理由がある人のため」ではなく、どんな理由でも気兼ねなく利用できることを大切にしているそうです。

“困る前に頼れる場所”があることは、家庭にとって大きな安心です。頼れる選択肢があるだけで、気持ちが少し軽くなる瞬間があります。

2. 未就園児親子の「ひよこクラブ」— 園を知るきっかけに

未就園児親子を対象とした「ひよこクラブ」は、週3回(月・水・金)実施されています。

園に親しみを持ちながら、親子が安心して過ごせる場として、季節の製作や親子イベントなど内容も充実。さらに、月に1回は園の給食を親子で一緒に試食できる機会も設けています。

「園の雰囲気を知る」ことは、入園を考える家庭にとっての安心材料になりますし、何より親子が外の世界とつながるきっかけになります。

3. 頑張るお母さんに「ほっと一息」の時間を

ひよこクラブの特徴的な取り組みのひとつが、希望する保護者に対して、当園在籍の保育士さんがネイルケアを行うことがある、という点です。

子育て中は、どうしても自分のことが後回しになりがちです。ほんの短い時間でも「自分を整える」きっかけがあると、気持ちが少し戻ってきます。

ネイルケアは見た目のためだけではなく、「子育ての合間に気分転換してほしい」という想いから始まったもの。支援の形がとても生活に近いところにあるのが印象的でした。

4. “ひとりじゃない”を実感できる、交流の場づくり

園が地域支援で目指しているのは、制度を用意することだけではありません。

保育士さんや他の保護者と気軽に話せる場があること。ちょっとした雑談や相談ができること。そこに、「孤立しない子育て」の入口があります。

子どもにとっても、家庭の外で出会う大人や友だちとの関わりは、社会性の第一歩になります。親子それぞれにとって、外につながる場があることは大きな価値だと感じます。

5. 「必要とされ続ける園」であるために

少子化が進む中で、園児数が減少している現状もあると園長先生は話していました。

その中でも、地域に寄り添い続けるために、柔軟な取り組みと新しい挑戦を重ねていきたい——。

地域支援は「サービス」ではなく、地域と園が手を取り合い、子育てを支え合うための土台づくり。その視点があるからこそ、園は地域に開かれ続けるのだと思います。

✏️ 編集長:松山かなの感想

第3部で強く感じたのは、きしだこども園が「預け先」ではなく、地域の子育て家庭を支える“土台”であろうとしていることでした。

一時保育は、急な用事だけでなく、育児に疲れたときにも頼れる選択肢。ひよこクラブは、未就園児親子が園に親しみ、

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