🌿 第2部:ながさわ保育園に見る「学び続ける大人たち」 ― 子どもとともに成長する保育

文:松山かな(看護師/すずこれ編集長)

📌 この記事の3つのポイント

  • 職員一人ひとりが「学び続ける専門職」として成長する仕組み
  • 園長先生が大切にする「大人も変化を恐れない」姿勢
  • 子どもと大人が共に育ち合う、“学びの共同体”としての園づくり

🌱 子どもを導く前に、大人が学び続ける

ながさわ保育園のもう一つの特徴は、子どもの成長だけでなく、“大人の学び”にも力を注いでいること。
園では、年間15回以上もの外部研修に職員を派遣しています。
分野は、保育・発達・食育・安全・地域連携など多岐にわたります。

「外に出て、違う風に触れることで、職員一人ひとりが新しい刺激を受けて成長します。
子どもたちと同じで、大人も学び続けて変わっていくことが大切なんです。」
“子どもを伸ばす保育”を支えるのは、“職員が伸び続ける園”という環境。
園長先生の言葉に、その信念がにじみます。

🌸 学びの風が通う園

研修は単なるスキルアップのためではありません。
現場に戻った先生たちは、自分が学んだことを仲間と共有し、実践の中で新しい保育の形を模索していきます。
たとえば、子どもとの関わり方や、言葉かけ一つを変えるだけで、子どもたちの表情が大きく変わることがあります。

「園全体に“学びの風”が通うようにしたい。」
外から得た気づきを、園の空気そのものに広げていく。
そうして、ながさわ保育園の保育は少しずつ深まっていきます。

💬 藤森メソッドとの出会い

今回の上映会にも登壇する講師・藤森先生のメソッドに、中瀬園長は大きな共感を抱いたと話します。
「子どもたちを“変える”のではなく、子どもの中にすでにある力を“引き出す”という考え方が、私たちの保育にも通じていると感じました。」

藤森メソッドの導入は、子どもを信じる保育をさらに深める一歩。
それは同時に、大人自身の成長を促す試みでもあります。

☀️ 大人も“主体的に”育つ

ながさわ保育園の先生たちは、単に「教わる」立場ではなく、自分で考え、行動し、園づくりに参画する存在です。
「主体性を育てたいのは、子どもだけではありません。職員も、自分で考え、動くことで成長していきます。」
そう語る園長先生の姿勢には、“学びの連鎖”という理念が感じられます。

子どもが自分で考える園で、先生たちも自分の学びを選び取りながら、同じように“育って”いるのです。

🌷 学び合う園の風景

研修で得た学びや気づきは、園内ミーティングや日々の保育に生かされます。
新しいアイデアを共有し、時には互いの実践を見直し合う。
子どもたちの成長とともに、先生たちの学びも園の中で循環しています。

それはまるで、木々の間を通り抜ける風のように。
静かで、でも確かに園全体を動かしているのです。

🕊️ 学び続ける保育園へ

ながさわ保育園の保育は、「教える人」と「学ぶ人」を分けません。
子どもも大人も、互いに学び、影響し合いながら育つ。
その循環こそが、この園の強さです。

「子どもを育てながら、自分も育つ。
それが、この仕事のいちばんの喜びなんです。」
園長先生の声が、静かに響きます。

文:松山かな(看護師/すずこれ編集長)
📍取材協力:ながさわ保育園(鈴鹿市長澤町)

👉 第3部では、4代目園長として受け継ぐ“地域とともにある保育”を紹介します。

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